売主が個人なら土地だけでなく建物も非課税扱いになる

物品の購入時に避けて通れないのが消費税です。住宅の売買でも当然かかりますが、土地については非課税ですし、建物代金についてのみ、消費税を払うことになります。そして売主(売却物件の所有者)が個人であれば原則的に土地だけでなく建物も非課税扱いになります。ただ、売主が個人とはいえ投資用マンションや店舗等として利用していた物件については、課税対象とみなされるため、購入者の負担は大きくなります。来客を迎える心構えとでもいうのでしょうか。自宅を売ろうとする際に大切なことは、内覧予約が突然入ったとしても余裕を持って迎えられるよう、清掃や匂いなどに配慮して生活することです。内覧希望者というのは、すでに家に対して興味を持っている人ですが、もし雑然としていたり汚れていたりしたら、購入意欲はごっそり削がれてしまうでしょう。そういうわけで、玄関を含むお家の清掃は頻繁かつ丁寧にしておくのを忘れないでください。原則として、該当物件の所有者の許可がないと、たとえ買手がついたとしても家の売買はできません。共同所有として複数の名義人が存在するのなら、共有者全員の許諾が必要になります。しかし故人が所有していた物件の場合、委任状も得られず、代理で契約することも不可能ですから、現状売却不可ということになります。まず名義を相続人の方に変更し、あらためてその方の許諾をとって売却手続に進みます。これまで暮らしてきた家を売るにはそれなりの事情があるでしょうが、勇気がなければできることではありません。しかし決断が吉と出るか凶と出るかは決断してからの自分の心次第です。転居にあたってはひたすら物を整理して、処分する必要にも迫られます。ふしぎなもので、身の回りが片付いていくとだんだん清々しさが感じられるようになります。家を売却することで得られるメリットはいわゆる断捨離も同時にできてしまうことでしょう。よほど専門的な知識がない限り、住宅を売却する際は不動産業者による査定を受け、それを参考に売り出す価格を決定して仲介契約をします。価格を決めるのにそれほど悩まなければ、ここまで数日程度しかかかりません。肝心なのはどの位の期間で買い手が決まるかですが、その地域でのニーズや物件の状態、価格等にもよるでしょう。ただ不動産取引の場合、法律の規定で不動産業者と結んだ媒介契約は契約後3ヶ月を経過するといったん切れるため、その間に買手がつくよう計画立てていくと良いでしょう。売手は高く、買手は安い価格を望むものですから、価格交渉になるのは目に見えています。買手としては交渉で安くなるならそれに越したことはありませんから、大きな金額である不動産取引では価格交渉なしというケースは殆どありません。売手の希望を押し通そうとして購入希望者を逃してしまっては、話になりません。駆け引きのタイミングを見極められるよう、売手として物件の市場価格を把握しておくのは重要なことです。一生のうちに何度も経験するわけではないので、どうやって家を売れば良いのかわからない人も少なくないでしょう。土地家屋の売買にも手順というものがあります。不動産の一括査定ができるサイトで多くの不動産業者に物件の見積りを出してもらいます。その中で査定の額もさることながら信頼できる仲介会社を見つけて売却のための媒介契約を結びます。そのうち現れる購入希望者と金額の話し合いなどを経て、めでたく売却成立となります。マンションまたは一戸建ての売却時は、買い主に建物を引き渡すまでのクリーニングは、特に契約書にその記載がなければ、必ずしもやらなくても良いのです。大抵、一般家庭における清掃程度に片付けておかべ問題ないものの、時には清掃を買い主側が希望するといった例もあります。契約上OKでも掃除は心理的な問題でもありますから、仲介業者と話し合って、専門業者を手配するなりの対応を検討しますが、相手の希望の度合いにもよるでしょう。家を売りたいのに権利証が見つからなかったら家は売れないと言われますが、本当でしょうか。権利証(あるいは登記済証)をなくしたら長年住んだ自宅でも売ることは不可能で、おまけに再発行も受け付けていないので注意が必要です。それを可能にする方法はありますが、少し手間です。物件の登記簿上の所有者が司法書士と面談し、『本人確認情報』という書類を作って証明してもらうことで不動産売買が可能になります。司法書士報酬として数万以上かかるのが普通で、時間も手間もかかるため、権利証が見当たらなければよく探してください。ウェブ上にいくつも存在するマンションや住宅といった不動産の査定を一括で依頼できるサービスを使えば、住宅売却の基礎となる査定を手軽に幾つもの不動産会社から取ることが可能です。こうした不動産査定サイトは提携する仲介業者各社から資金を受け取る少額のファンド形式で運営をまかなっているので、個人が売却目的で利用する分には一切費用がかからないのです。24時間利用可能ですので家にいながらにして、最低限の時間と労力で多くの会社の査定を吟味できるので、ぜひ活用したいものです。